源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
モスラの精神史
モスラの精神史 (講談社現代新書)モスラの精神史 (講談社現代新書)
(2007/07/19)
小野 俊太郎

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モスラの精神史
小野俊太郎【著】
講談社(講談社現代新書)刊
2007(平成19)年7月発行


購入したままはふつてゐた本書。そのうち読まうとして何と6年も経つてしまひました。もつとも我が家には、新刊で購入しながら30年以上未読の本がごろごろしてゐますが...

1961年の東宝映画「モスラ」(本多猪四郎監督)と、その原作たる『発光妖精とモスラ』(以前「源氏川苦心の日々充実」にて取り上げてゐます)を俎上に載せて、縦横に論じてゐます。

三人の純文学者(中村真一郎・福永武彦・堀田善衛)が原作を手がけたのはなぜか?
なぜモスラは「蛾」でなくてはならなかつたのか?
原作と映画版では主人公が入れ替つてゐるのはなぜか?
インファント島とは何処にあるのか?
モスラと日米安保の関係は何か?
なぜ東京タワーに繭を作つたのか?(原作では国会議事堂だつた)
モスラが襲うニューカークシティのセットが「おもちや」みたいに貧弱なのはなぜか?
モスラのモティーフを引き継いだのは、後発の怪獣映画ではなく、あのアニメ作品だつた?

様様な角度から、これらの疑問を解くのであります。同時代の背景を抜きにして語れぬことが解ります。それにしても花村ミチ=樺美智子説はアッと驚く指摘であると申せませう。
若干牽強付会気味なところもあるけれど、ユニイクな視点から、新たな「モスラ」の魅力を提示してくれる一冊でございます。



さてこの週末、近所の豊田スタジアムにて、なにがしといふ有名バンドが来て豊田市は大いに盛り上がりました。
17時30分開演といふのに、もう午前中から人が集まり始め、午後からは名鉄三河線の豊田市駅、愛知環状鉄道線の新豊田駅に到着する電車は軒並み超満員であります。
人波といふ言葉がありますが、本当に波のやうに群集が押し寄せてきます。ちよつと恐いくらゐ。ヒューマンウォッチングには事欠かない。
まあ電車で来る人は良いのですが、困るのはクルマであります。
自家用車で来るヤカラが多くて、周辺の道路は渋滞しまくりでした。不慣れな他府県ナムバアのクルマが変な運転をするものだから、混雑に拍車をかけてゐました。
市内のホテルも大繁盛だつたやうです。グランパスの試合の時も毎回このくらゐ集まれば良いのになあと考へる地元民でした。

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