源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
厄年
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厄年―避けられない人生の危機をいかにして切り抜ける
中岡俊哉【著】
二見書房(サラブレッド・ブックス)刊
1986(昭和61)年2月発行


中岡俊哉さんが亡くなつてから、早くも12年が経過しました。
プロフィールによると中岡さんは、馬賊を夢見て満州に渡つたのださうです。当時は馬賊つて憧れの対象だつたのでせうか。どうでもいいことですが、ちよつと気になつたのでね。

中岡さんといへば、心霊写真をはじめとする超常現象の著作で有名な方ですが、本書は、ずばり「厄年」がテエマでございます。
そんなの迷信ぢやないの...とのつぶやきも聞えてまゐります。まあきつとさうなのでせう。
その辺は曖昧なままでも良いので、とりあへず彼の「厄年論」を読んでみました。

まあひとことでいへば、厄といふのは「陰(マイナス)と陽(プラス)のパワー・バランスの崩れ」なのださうです。つまり陰陽道が元になつてゐる。詳しく書くときりがないので止めときますが、一応は体系化された理論のやうです。しかし、さう言はれても「なるほど!」と納得する人は少ないかもね。

そして、厄年に災難に遭遇した人たちの実例がこれでもか、といふくらゐ紹介されてゐます。一瞬「やつぱり厄年はあるのかなあ、さういへば俺も厄の時に散々な目にあつてゐたつけ」と考へかけるのですが、男女とも厄年は3回あり、しかも前厄・後厄と前後賞みたいにあるので、厄年は9年に及ぶのです。
それなら、災難がたまたま「厄年」に当つたとも考へられぬこともない。結局、謎の域を出ないといふ腰砕けの話になるのであります。

さはさりながら、読み物としては面白い本です。海外にもある「厄年」事情も分かり、雑学のネタにもなるでせう。問題は、入手できるかどうか...

厄年―避けられない人生の危機をいかに切り抜けるか (サラ・ブックス (417))厄年―避けられない人生の危機をいかに切り抜けるか (サラ・ブックス (417))
(1985/12)
中岡 俊哉

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