源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
すばらしい数学者たち
すばらしい数学者たち (新潮文庫 や 10-3)すばらしい数学者たち (新潮文庫 や 10-3)
(1980/04/25)
矢野 健太郎

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すばらしい数学者たち
矢野健太郎【著】
新潮社(新潮文庫)刊
1980(昭和55)年4月発行


学生時代は、小中高を通じて算数・数学は苦手科目でありました。国語・社会は得意なのに、なぜ数学はだめなのか、毎年担任教師が代るたびに難詰されたものです。
その当時、数学に対する苦手意識を少しでも払拭し、親しみが持てるやうにと手に取つたのが矢野健太郎著『すばらしい数学者たち』であります。
学校で放課時間(授業と授業の間の休み時間のこと)に、本書を広げてゐますと、数学教師のW先生が「その本は先生も読んだ。あまり面白くなかつた」と言ひ放つたのであります。せつかく生徒が読んでゐるのに、水を差すやうな発言であることだなあ、と内心憤然としたことを覚えてゐます。

さて本書では、アーメス、ターレス、ピタゴラスからガロア、カントル、ヒルベルトまで20人以上の数学者とその功績を紹介してゐます。
示される計算式とかについていくのが大変で、メナイクモスやらアポロニュウスやらの円錐のところなんかは、恥づかしながら良く分かりませんでした。
それでも、数学の歴史を偉人の功績とともに辿るのは、まことに興味深く、門外漢だからこそ愉しめる内容になつてゐます。読後には、それぞれの偉人たちについて、より詳しい評伝を読みたいと思ふやうになるでせう。

おそらくW先生のレヴェルでは物足りない内容だつたのでせうね。

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