源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
もしも...あなたが外国人に「日本語を教える」としたら
もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら (クロスカルチャーライブラリー)もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら (クロスカルチャーライブラリー)
(2004/05)
荒川 洋平

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もしも...あなたが外国人に「日本語を教える」としたら
荒川洋平【著】
スリーエーネットワーク刊
2004(平成16)年5月発行


もしあなたが、突然外国人に日本語を教へる必要にせまられたら...?
本書の前半は、かういふ場面に遭遇した3人のケースをそれぞれシミュレーションします。
主婦の平野さん、会社員の今井さん、大学生の河田さんの3人ですが、それぞれに工夫して、悪戦苦闘しながら自家製の授業をすすめていきます。すこぶるリアル。
平野さんと今井さんは何とか学習者の興味を惹かせてゐるけれど、河田さんは完全に失敗してしまひます。
失敗の原因はいろいろとありさうですが、その一つに成人学習者を子供扱ひする、といふ指摘があります。これは私も思ひ当るのであります。(私も個人的に日本語を教へたりする。)
外国人の、特に女性が舌足らずの片言日本語を話す様子は、まるで子供のやうに可愛いので、油断して当方も子供言葉になることがあります。これはいかん。ぐさりと来ました。

後半は理論篇でせうか。三大教授法なんてものを紹介してゐます。もつとも著者の荒川洋平氏が命名したもののやうですが。本書は言はば入門篇なので、サラリと触れてゐますが、まことに興味深いものがあります。
別段日本語を教へる機会がない人でも、語学に関心があるなら必読の書と申せませう。
一気に読めますよ。

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