源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!
フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!
(2003/05)
清岡 智比古

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フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!
清岡智比古【著】
白水社刊
2003(平成15年)6月発行


ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』の記事にも書きましたが、私の専攻はそもそも仏文学でありました。中国語ではありません。
しかし恥づかしいことに、現在にいたるまで、とてもフランス語が「身についた」とは言へないのであります。テレビのニュース映像などで、サルコジくんが話してゐるのを聞いてゐても、もう半分以上は理解できない情けなさ。学歴詐称と非難されても仕方がありますまい。
一発もう一度入門から始めてみるか! と考へたりもしますが、変なプライドみたいなものが手伝つて、少し背伸びをした教本ばかり読んでしまふ。かういふ人は案外多いのではなからうか。

そこで、読み物として表題の本をとりあげることにしませう。どうでせうか。
まづ著者の清岡さん(父親は詩人の清岡卓行氏ださうです)は、「フランス語」とは言ひません。徹頭徹尾「フラ語」で通します。
完全な話し言葉で語りかけます。語学春秋社の学習参考書「実況中継シリーズ」をさらに柔らかくした感じです。ギャグも飛ばします。
さらに発音記号を廃して、カタカナで発音を表現するといふ、賛否ありさうな手法。まるで「フランス旅行会話ポケットブック」みたい。(そんな本はないけれど)

全体の構成は従来の初級文法書を踏襲してゐて、条件法・接続法のさはりを説明して終りです。
大学でフランス語を専攻しながらものに出来ず、再学習を目論んでゐる人には取つ付きやすいでせう。
つまりある程度予備知識を有する人が読むと、「ああ、さういふ訳なのか」と一人頷くことができる入門書であります。

まあ、私に言はれても説得力はないかもしれませんね。では、さらば。

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