源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
蒲田行進曲
蒲田行進曲 (角川文庫 緑 422-7)蒲田行進曲 (角川文庫 緑 422-7)
(1982/08)
つか こうへい

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蒲田行進曲
つかこうへい【著】
角川書店(角川文庫)刊
1982(昭和57)年8月発行


つかこうへいさんの作品はあまり読んでゐませんが、訃報を聞いてこの本を開いてみました。
「蒲田行進曲」小説版であります。映画は3回ほど観ました。
最初に観たのは、高校で鑑賞会みたいなものがあり、講堂といふか体育館みたいなところで観た覚えがございます。高校生の私は「純愛物語だな」と理解して満足しました。映画の中には、青少年向きではないシーンもあり、女性の先生たちは目をそむけてゐました。そんな反応をするなら生徒に見せなきやいいのに。

小説版は元元「銀ちゃんのこと」といふ題名でしたが、「蒲田行進曲」に改題されました。元の題の方が内容に相応しいと思はれますが、商売上の都合でせうか。
二部構成で、前半が「ヤスのはなし」。大部屋俳優ヤスを語り手にして、「銀ちゃん」から小夏を押し付けられるところまで。後半は「小夏のはなし」。小夏が語るその後の展開。階段落ちの結末は?

三者三様の、何と不器用で無様な愛情表現なのでせうか。泣けますねえ。「つかさん、ありがとう」とお礼を述べたくなりました。

では、今夜はこれで左様なら。

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