源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
ダイヤに輝く鉄おとめ
ダイヤに輝く鉄おとめダイヤに輝く鉄おとめ
(2010/02/27)
矢野 直美

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ダイヤに輝く鉄おとめ
矢野直美【著】
JTBパブリッシング刊
2010(平成22)年2月発行


JTB時刻表にて現在も連載中の「鉄おとめ」です。
JTB時刻表は毎月購買してゐますので、「鉄おとめ」も連載第一回から読んでゐます。ゆゑに単行本となつた時も、まあいいかと看過してゐました。
しかし書店にて偶然見つけてしまひ、ふらふら購買してしまつた次第であります。

B6の可愛らしいサイズになつたので、とても読みやすくなつてゐます。本誌では分厚いB5版で重いので机に広げて読んでゐたのが、手に持つて読めるのがいい。
男中心社会である鉄道業界で奮闘中の女性に注目し、写真とインタビュー記事で構成してゐます。「鉄道アイドル」木村裕子さんや和歌山電鐡の猫駅長「たま」(♀)も取り上げられてゐるのはご愛嬌でせう。

名鉄の女性車掌の方が話すやうに、内外に偏見や差別があり苦しんだこともあると想像されます。しかし本書の鉄おとめたちは、さういふ陰の部分を感じさせずにまことに爽やかでかつこいいのであります。矢野直美さんは、「水面下の白鳥」と表現しました。
「水上では軽やかに優雅に泳いでいる白鳥も、水面下では忙しく足を動かしている。」(「あとがき」より)
夢のために、決して楽な道を選ばなかつた彼女たち。自堕落な我が身が恥づかしくなるのでした。

単行本ならではのメイキングや裏話、担当編集者たちの証言、コラム、鉄おとめを目指す人のためのガイダンスなどが詰まつてゐます。相変らず写真がキレイで、何度見ても飽きません。
本誌ではまだ連載中であります。第2弾が出るかどうか分かりませんが、期待しませう。

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