源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
京浜急行
日本の私鉄 (14) (カラーブックス (565))日本の私鉄 (14) (カラーブックス (565))
(1982/01)
吉村 光夫

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京浜急行(日本の私鉄14)
吉村光夫【著】
保育社(カラーブックス)刊
1982(昭和57)年4月発行


吉村光夫さんも逝く。元TBSのアナウンサーであります。
「ロンちゃん」ですよ。ご存知ですかな。
鉄道趣味の世界では大物扱ひで、鉄道メイニアの間では有名な方です。私はメイニアではありませんが、たまたま知つてゐましたので、彼の訃報はまことに残念、少ししよんぼりしてゐます。

吉村氏は日本の鉄道の中でも京浜急行が好きで、関連著作も多いのであります。本書もその一つ。
私も関東の大手私鉄の中では、一番好きな路線であります。東武のスペーシアとか小田急のロマンスカーなど、好きな車両は有りますが、走りを楽しめる路線となるとやはり京浜急行(京急)ですかな。せせこましい場所をすり抜けるやうに走るので面白い。実際以上にスピードが出てゐる気がするのです。
京急は名鉄に似てゐる、ともいはれてゐて、東海地区でもファンが多い。京急は「快速特急(快特)」なる「特急」よりも上位の種別を走らせてゐますが、名鉄も最近(といっても5年以上前ですが)「快速特急」が走り始めて、ますます似てきたと申せませう。

本書は保育社カラーブックスから出てゐた「日本の私鉄」シリーズの1冊として刊行されたものです。
他の私鉄に関しては、社のOBとか、何らかの関係者が著者になつてゐて、全体に記述が硬い(まじめでとても良いのですが)のに比べて、ジャアナリストの吉村氏が担当する本書は、各所に遊び心がある文章です。
後半の資料編では快特乗車記などがあつて(快特ははたして買得かどうか、などとギャグを飛ばしてゐる)興味深いのであります。

吉村氏や種村(直樹)氏に続く、ジャアナリズム出身の鉄道ライターの出現を望むものであります。矢鱈詳しい人はたくさんゐるのですがねえ...
では、眠いので失礼します。

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