源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
東宝特撮女優大全集
別冊映画秘宝 東宝特撮女優大全集 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)別冊映画秘宝 東宝特撮女優大全集 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
(2011/03/28)
不明

商品詳細を見る

東宝特撮女優大全集
別冊映画秘宝
洋泉社(洋泉社ムック)刊
2011(平成23)年3月発行


近所のS文館書店といふ本屋にて発見しました。おお、かかる素晴らしい出版物が!といふ感動を覚え購買。
表紙は『怪獣大戦争』におけるX星人「波川」を演じた水野久美さま。特撮女優の代表といへばこの人。いまだに海外からもファンレタアが来るさうです。

久美さまを大きく取り上げるのは当然すぎるほど当然で、他の女優さんたちも網羅されてゐます。
見開きで東宝女優勢ぞろいの写真があります。優雅で華麗な世界。映画女優がまだ庶民の憧れのスタアであつた時代を想起させてくれます。
かうして見ると、東宝の女優さんはやはり「お嬢さま」のイメエヂが強いですね。

インタビュー記事も充実してゐます。特に若林映子さん、小林夕岐子さん、沢井桂子さん、藍とも子さんなどは、他であまり見かけないので嬉しいのであります。
名作『メカゴジラの逆襲』のヒロインだつた藍とも子さん。サイボーグ少女の設定ですが、劇中で手術中に乳房(ニセモノですが)を披露するシーンが話題になりました。彼女は何とそのシーンでは眠つてゐたさうです。これはびつくり。
小林夕岐子さんの父君は名優・水島道太郎氏。田崎潤・河津清三郎両氏の声質が水島氏に似てゐるといふ指摘は、大いに首肯するところであります。
そして何と「川口節子」さんのインタビューまで。何とメイニアックな...
一般的な知名度は低い女優さんですが、東宝特撮ファンにとつては、必ずそこに存在する、空気のやうな人。男優では「勝部義夫」さんみたいな人かな。

「W高橋」こと高橋紀子さんと高橋厚子さんの記事では、わたくしの知らなかつたことが。
『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』でヒロイン役だつた厚子さんですが、元元は紀子さんがキャスティングされてゐたとか。
それが結婚即引退となつてしまひ(夫君は寺田農さんですよ)、厚子さんが抜擢されたさうです。
ううむ、あのキュートな紀子さんがアヤ子役...見たかつたのお。
しかし高橋厚子さんは懸命に大役をこなしました。特に佐原健二さんの小畑が最期に宇宙生物に心まで寄生されやうとする場面、涙ながらに必死の説得をする演技は、彼女の女優生活でベストシーンではないか? さうでもない? ま、わたくしの個人的意見といふことで。

キリがないのでこの辺で。わたくしと趣味を同じくする方にとつては、必読のムック本と申せませう。もつともさういふ人はとつくに本書を入手してゐる可能性が高いのですが。
それでは、ご無礼します。

スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://genjigawa.blog.fc2.com/tb.php/447-fbda2c1a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック