源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
僕はいかにして指揮者になったのか
僕はいかにして指揮者になったのか (新潮文庫)/佐渡 裕

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僕はいかにして指揮者になったのか
佐渡裕【著】
新潮社(新潮文庫)刊
2010(平成22)年9月発行


まことに愉快な一冊。
佐渡裕さんといへば、指揮台でやたら動き回るデカイ人、といふ印象であります。本書を読めばその心もデカイ人だなと感じます。

1995年、34歳当時に書いたもので、若さゆゑの勢ひも迸るのであります。
内容はタイトル通り。内村鑑三ですね。
幼時から音楽で自分を表現する能力があつたといふ。潜在的なものもあつたのでせうが、どうやら家庭環境も大きな原因であるやうです。素晴らしいご両親であります。

そして小澤征爾・バーンスタイン両氏との出会ひ。さらに、強力な「指導霊」まで憑いてゐるとか。「主護霊」は一生変らないが、「指導霊」は本人の生活態度次第で交代するらしい。
それはそれとして、やはりバーンスタインのもとで学んだ時期が一番充実してゐたやうです。この巨匠に関西弁を話させるとは誰が予想したでありませうか。

文章もまことに上手く、最後まで面白く読めました。読後に元気が出ますよ。


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