源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
朝令暮改の発想
朝令暮改の発想―仕事の壁を突破する95の直言 (新潮文庫)/鈴木 敏文

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朝令暮改の発想-仕事の壁を突破する95の直言
鈴木敏文【著】
新潮社(新潮文庫)刊
2011(平成23)年4月発行


小売業に身を投じたわたくし。所属する会社でも、チェーンストアの理想型のひとつとして、セブンイレブンは何かにつけて常にお手本とされてゐました。
ところがわたくしが住む東海地区(愛知・岐阜・三重)では、長らくセブンイレブンの空白地帯だつたので、日常的に見学することが出来なかつたのです。
それが2002(平成14)年に愛知県へ初出店するや、瞬く間に業界地図を書き換へてしまひました。

セブンが受け入れられる背景には、何があるのか。
『朝令暮改の発想』を読みますと、その要因の一端が垣間見る事ができます。
即ち。

・「顧客のために」ではなく「顧客の立場で」といふ視点で
・消費は経済学ではなく心理学で考へる
・みんなが反対することはたいてい成功し、賛成することは失敗する
・競合店の出店はむしろチャンスである
・過去の成功体験に囚はれない

...等々、95の直言がぐさりと読者を抉ります。まあ全篇読みどころと申せませう。
行詰つた時などに読み返すと、元気が出さうです。
これらの直言は、まさにそれらを実現してきた鈴木敏文氏ですから、抜群の説得力を持つといふもの。

「顧客の立場で」矢継ぎ早に新たなサアヴィスを提供するセブンですが、同時に現場のオウナアやスタッフの苦労も目に浮かぶのであります。レヂ業務を一通り覚えるのも大変なのに、常に変化して新たな受付が始まる。わたくしから見ると、超人的な能力が必要ではないかと...


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