源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
中国語の学び方
中国語の学び方中国語の学び方
(1999/10)
相原 茂

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中国語の学び方
相原茂【著】
東方書店刊
1999(平成11)年10月発行


中国語の入門書かと思つたら、さうではなく、どうやらある程度齧つた人たち向けの本のやうです。
中国語は日本人にとつて馴染みやすい。漢字を使用する言語なので、何となく意味がつかめてしまふ(と感じる)のではないでせうか。
しかし初歩を終へると、たちまち突兀たる壁にぶちあたるのであります。
そんな人たちのために、本書は指針を示してゐると申せませう。

著者は「中国語 発音よければ 半ばよし」といふ標語を掲げてゐます。本音は「すべてよし」ださうです。
確かに中国語の発音は難しい。
中国の標準語は普通話(プートンホア)といひますが、母音子音ともに、日本語にはない音が多く有ります。
中でも「そり舌音」は難しい。特にわたくしと付き合ひのある中国人は、皆「そり舌音」を駆使しないので、わたくしも全然上達しません。「shi」「zhi」「chi」をそれぞれ「si」「zi」「ci」の「舌歯音」と同様の発音をしてゐるやうです。

また、上達には金をかけるか、時間をかけるかどちらかしかないと説きます。切ないのであります。
ある程度自分を追ひつめる状況に置かないといけないやうですね。
教科書などの教材を高いと思つてはいけないのださうです。で、教科書は同じものを三冊づつ買ふべしと。何故三冊なのかは、本書を読めば分かる。でも三冊は痛いなあ。

講演口調で書かれてゐるので、まことに分かりやすいのであります。本文は何故か縦書きですが。
肩の力を抜いて、ぼちぼちやりませうと言はれてゐるやうです。
中国語学習者は一読してみませう。たちまち読了します。

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