源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
プリンシプルのない日本
プリンシプルのない日本 (新潮文庫)プリンシプルのない日本 (新潮文庫)
(2006/05/30)
白洲 次郎

商品詳細を見る

プリンシプルのない日本
白洲次郎【著】
新潮社(新潮文庫)刊
2006(平成18)年5月発行


白洲次郎さんが自ら残した文章の数々。分量は少ないですが、彼の人となりを類推するには最適の一冊と申せませう。
プリンシプルとは原理原則とかいふ意味ですかな。自分がとるべき姿勢や行動、考へ方に筋が通つてゐるといふか。
戦後間もない時期に「文藝春秋」誌に寄稿した文章が中心であります。
これだけは言つてをきたい、とばかりにずけずけ直言してゐます。小気味好いですな。
断片的ながら、白洲さんが中央政界といかなる関はり合ひがあつたかが窺はれます。彼は吉田茂元首相が好きだつたのですねえ。

新憲法で天皇が「象徴」といふ日本語になつたいきさつも書いてあります。(シンボルつて何だ?...辞書には象徴と書いてある)...本当にこんな適当なやりとりで決つたのですかね。まあ本人が書いてゐるからさうなのでせうが。
直言の内容は時代に阿ることなく、言ひたい放題なのですが、まるで現在の日本に対して述べてゐるかのやうです。それだけ普遍性を持つてゐるのでせう。或は日本の抱へる問題は昔も今も変らないといふか。

理想化され過ぎたきらひがある面も否めないその人物像。ゆゑに白洲氏に対して否定的な見方も存在します。
しかしそのせいで本質を見誤るとよろしくない。現代の我我にも覚悟を求めてゐるのではないでせうか。



健康診断に行つてまゐりました。今回初めて行く施設で、真新しい建物でした。金がかかつてゐるな、といふ印象。
バリウムを飲んで台の上でぐるぐる廻らされるやつですが、今回は今までの3倍以上の時間がかかりました。
なぜか妙に念入りにやるので、結果が不安であります。しかも「ハイ息を止めてー」の指示の後、再び呼吸を許可するコールがないので、そのまま息を止めてゐると、また「ハイ息を止めてー」とくる。
これの連続なので、大変疲れました。うつすらと汗までかいてしまつた。
で、終つて帰宅したら電話が。治療が必要な箇所があるので、なるべく早く病院へ行けといふのです。
電話でしらされるのは初めてなので、まことに不安であります...

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://genjigawa.blog.fc2.com/tb.php/84-084f7b35
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック