源氏川苦心の快楽書肆
古い本を探しては読みふけつてゐます。よければお付き合ひくださいな。
ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を
ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を (新風舎文庫)ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を (新風舎文庫)
(2005/12)
菊地 敬一

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ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を
菊地敬一【著】
新風舎(新風舎文庫)刊
2005(平成17)年12月発行


ごく控へ目に述べますと、ヴィレッジ・ヴァンガードといふ店はあまり好きぢやないのであります。
2度ほど、退店の際に防犯ゲートが鳴つたことがあります。もちろん悪さをした訳ではなく、出入口附近まで商品が満載で、防犯ゲートのセンサーがタグに反応したと思はれます。
ピーピー鳴つて従業員に呼び止められる。実に極まりが悪いのであります。店員はエヘラエヘラ笑ひながら「すいませ~ん、また誤作動だと思ひますが...」などとほざく。わたくしは他の客の視線の中で身体検査を受け、もう2度と来るものかと決心するのでした。要するに個人的恨み。

しかし本書は面白いですね。どんな分野にせよ、功なり名遂ぐ人の話は興味深いものであります。
ヴィレッジ・ヴァンガードのやうな店は、チェーン店とは対極に立つ存在と思はれるのに、ここまで多店化できてゐるのは驚異そのものと申せませう。人々は「ワクワク感」や「意外性」を求めてゐるのですね。わたくしは、あの陳列やPOPを見てゐると恥づかしくなつて居たたまれなくなりますが。

店名の命名秘話、開店前の苦労話、個性的なアルバイト諸君、書店に関するQ&A...エッセイ風の文章ですつと読めます。
一番共感したのは、わたくしと同じく清水義範さんのファンであるといふこと。清水作品の愛好者に悪者はゐませんのでね...

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